海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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「あいつは嫌いだから(あいつとは仲が良くないから)、協力しません。」 というのは、コドモじみた意見だと思う。思うよねー。
であれば、こういうのはどうだろう。 「協力していかなければならないのは確かなんだから、仲良くしましょう。」
おお、おとなっ。
……まてまて、ほんとか?おとなか、それ?
「『協力する』なら『仲良くする』」は、「『なか良くない』なら『協力しない』」と同じじゃないの?
Win-Win の関係を築くことが両者にとって必要だとしても、 仲良くする必然性なんて、ちっとも無いんじゃないかな。
「全体最適をめざしましょう」なんて言っても無駄だ。
奴(ら)は、奴(ら)のことだけ考えて、局所最適戦略をとるんだよ、どうせ。
その戦略と、こちらの戦略が meet するように調整するのが、 いま考えるべきことなんじゃないか。
「Win-Win の関係を!」とか言って、相手に善意を期待する(または要求する)のは、 ナイーブなんだよ、きっと。
「嫌いなやつに協力したくないよなぁ」とか、 「『協力はするけど、仲良くはしない』って言われたら、きっと、むかつくなあ」とか思った。
むー、どういうことなんかな。
どうしようもないってことなのかも知れんね。
昔、指揮者の先生がこんなことをいっていた。<br>「隣で楽器吹くヤツが大嫌いなヤツでも、犯罪者だったとしても、音楽は別だ。相手が大嫌いでも、音楽はきちっと合わせるんだ」と。<br>その位の境地に至りたいと思うが、それが成立するためには、お互いがそう思ってないとね。意味不明にケンカ吹っかけられたら、やっぱり買ってしまうさ。子供だから。