海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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去年は、僕にしてはたくさん小説を読んだ。 小説耐性がないせいか、なにを読んでも面白いのかというくらい、どれも楽しく読んだと思う。
…で、今年は小説は読まないようにしよう。
なんというか、小説なら、もっと年をとってからでも読めるというような、そんな気がする。
今年は、以下をものを読もう。ちゃんと読む。きほん、浮気しない。
今年こそ!
べつに1000問でも2000問でも抽出できるのだが、 まずは人間である僕が見る気がおこる程度の25局面を抽出してみた。
抽出の詳しい方法などは、いずれ気が向いたら。
http://uhideyuki.sakura.ne.jp/uikitexi/index.cgi?%EF%BC%92%EF%BC%95%E5%B1%80%E9%9D%A2
とりあえず、眺めていると結構面白い。
んで、プロ棋士と同じ判断を下すためには、どのような計算をすれば良いのでしょうか。 というのが問題なのですが。
NBOnline のノーベル講演を共著者に譲った南部博士という記事を読んで、あとで記念講演を聞こうと思っていたら…… NBOnline って、先頭ページ以外は会員にしか読めないんですね。
しかも、先頭ページからだと、すべての講演にたどり着けない。 もちろん、すぐに探せますが。
益川教授の講演は、昨夜、自宅で聞いた。日本語だよ!
もしかしたら、そういうことじゃないのかもしれないんだけど、
なんで2コラムテキストエディタって無いんだ?最近の広い画面の利点を生かしたい。
http://homepage3.nifty.com/mogami/diary/d0901.html#162
Emacs だったら、C-x 3 または split-window-horizontally で。
ぼくは結構多用してます。
メモ。
まだまだ勉強不足であやふやなところが多いのですが、 以下はほぼ確実だと思う。
「格子点……」をやってみた経験から感じたのだが(「統計力学」を読んでいて、ますますそう思う)、 等重率を仮定して、なるべく「良い」乱数を用いるのが良いのだろう。 等重率を採用するときに、「ほんとにそれぞれの状態が等確率で出現するのだろうか?」と悩む必要は、 必ずしもないのだ。
一手指すと、(たぶん、ほとんどの場合)系のエントロピーが減少する。 次に何を指すのかわからない(=合法な着手はすべて「許されて」いる)ときと比較して、 状態数がぐっと減って、私(観測者?)が持つ情報が増えるのだから、これは自然な解釈だと思う。
(ここでは、エントロピーの定義を明らかにしていないので、 これを読んでいるひとには検証のしようがないですが)ここまでは、あまり怪しいところがないと思う。
ここから先は、まだよくわからない。
エントロピーが減少することから考えると(?)、ある局面に対して一手指す操作は、「断熱操作」ではないような?。
将棋の状態空間は「孤立系」ではないの?完全情報ゲームなのに?(←なにをいっているのか不明)
着手を決定することは、系に対して∞の外力(制約)を加えることに相当するのだろうか?
そもそも、「熱」や「温度」は登場するんだろうか(アナロジーはなりたつんだろうか)。 等重率を採用したので、カノニカル分布がそのまま対応するんだと思ってるんだが。
アナロジーが成り立つとして、示量変数はなんなんだろうか。 系のエントロピーが減るとき、減ったのは体積(にあたるもの)?粒子数(にあたるもの)?
「はげしい局面」、「穏当な手」などという感覚と、エントロピー(、エネルギー、熱) がうまく対応すると予想しているんですが。
なんか、すげーしょうもないことを書いているような気がしてきてしまったが、 実は将棋のプログラムは中学生くらいのころから作ってみたかったので、 そろそろ一個完成させたいのだ。
「熱力学とガベージコレクション」 という記事。はじめてこれを目にしたときには、さっぱりわからなかったんですが、 いま再度ながめてみたら、読めそうな気がしてきた。
うえで疑問におもったような事柄に関するヒントが、ずばずば入っているように思う。 あとで、しっかり読んでみよう。
*1 エントロピー以外にもいろいろ期待値が得られるが、具体的になにを計算して、どう使うのかはまだ秘密。
記録をかねて、書いておこう。
先週末、注文してあった電子ピアノが届いた。 たぶん、 ヤマハの最下位機種なんじゃないか と思うんだけど、まあ、そんなに悪くないと思う。 見た目もコンパクトできれいだし(スタンドや譜面台の見た目も含めて)。 椅子は、「いっちゃん安いやつ」じゃなくて、高さが調節できるやつにした。 うちのちびっこが座るのでね。
長男は、二月からピアノの先生について習い始めることになったんだが、 相当たのしみにしているらしく、「はやく二月になってほしい!!(笑)」とかいって、 はしゃいでいる。
二月が待ちきれなくて、なにか弾きたいという。 そこで、僕の本棚に死蔵してあった新品のバイエルをひっぱりだしてきて、 最初の「右手で弾く練習」とかいうメニューにドレミを書き込んでやった。 はりきって練習しているみたい。
妻とも話し合って、電子ピアノはいつもみんなが居る場所においた方がいいだろうということで、 リビングにおいた。 コンパクトだからさほど邪魔にならないし、移動したくなったら、いつでも移動できるしね。
その甲斐あってか、長男は、ウルトラマンごっことかの合間に、「あ、ピアノひこ」とかいっては、 ドレドレドレドレドーとかやっている。
その調子。
いやあ、こどもってすごいなと思うのと同時に、やっぱバイエルってよくできてるかもなぁ。
おれもなんか練習しようかな。
やっと、将棋のゲーム状態空間のエネルギーを定義できた。できてみれば、ごく普通かも。 抽象逆温度=1で、δU = δS と解釈すればおっけい。カノニカル分布。
カノニカル分布に対応させると、物理の世界の概念に対応づけられるというだけで、 対応づけが本質的かどうかは、いまひとつ、よくわかってない。
まだ味見程度ですが、このモデルで反復計算すると、わりと結果が安定している感じ。
将棋ソフトウエアとして強くなるかどうかは、まだこれからですね。
けっこう面白い。
はじめて「将棋ソフトをつくってみたい」と考えたころには、 想像もしなかったプログラムになりそうですが。まさか、min-max を使わないとはね(予定)。
ごく序盤の book play と、終盤の詰め将棋は必須と思ってますが、これから。 特に後者が手つかず。
# m.ukai [千日手:エントロピーが変わらない気がします 持将棋:これは...]
# うんの [> 千日手:エントロピーが変わらない気がします 一手すすむごとにエントロピーが単調に減るわけではないですね。 御..]
# うんの [あ、そうそう。 人間の指し手が「有効だ」(もしくは「速い」)と感じるような着手は、 エントロピーを減少させているの..]