海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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そういえば、 こんな風に絵を描こうとして「やっぱりかけねー」ってなるのは、 およそ 20 年ぶり二回目くらいでしょうか。
ジョシュ(以下「じ」)「ハカセ、なんか言い訳の束をあずかってしまいました。」
ハカセ(以下「は」)「聞かなあかんのかの。」
じ「えーと、『勢いで描きました、いまでは反省している……とか言うつもりが、 勢いでは描けないことを発見しておしまい、みたいな。』」
は「あいかわらず、あほじゃ。」
じ「『まだ描き上げていませんが、すでに反省しています。』」
は「毎度のことじゃの。」
じ「『そもそも、私はせっかくの夏休みに、こんなことがしたかったのでしょうか。』」
は「そんなことを、人に聞かんでくれ。」
じ「『わけのわからん木偶の坊が本を読んでいる絵を描いている暇があったら、 俺が本読みたいわ、ぼけ!』」
は「おおっ!?おぬし、本読んどったの。わしゃ、てっきり居眠りしているもんだと。」
じ「いちおう目はあいています。 ちなみに、閉じていても紙面をスキャンするのに支障はありません。」
じ「『というわけで、途中ですが図書館にいってきます。つづきは、そのうちに。』」
は「べつに、勝手にやっとるだけなんじゃから、もう、このまま放っておけばよいじゃろ。」
じ「あ、それについても、なにかあるようですよ、ハカセ。」
は「もう読まんでいいよ、それ。」
じ「『いたるところデッサンが狂っているのですが、ぜんぶ直す能力がありません。』」」
は「それが、どないしたんじゃ。」
じ「『でも、本がでかすぎるのだけは、なんとかしたい。』」
は「描けもせんくせに、うるさい奴じゃの。」
じ「『パースのちゃんとした絵を描くのは、誰にでもできることではないようです。 でも、パースが狂っていると、誰の目にも変に見える。 漫画が二次元だなんて誰がいったんだ!』」
は「知らんの。だれか、そんなこと言うたかの。」
は「それにしても、ジョシュちゃんよ。今時あんなやり方で下書きを取り込む奴がいるとはのぉ。 わしは、びっくりした。」
じ「まぁまぁ、ハカセ。その話は次の機会に。いまは、お散歩&図書館に行かせてあげましょうよ。 貴重なお休みなんですし。」
は「えらい、やさしいの。おぬしの本体が入るはずの鞄は、あんなむちゃくちゃやぞ。ええのか?」
じ「ハカセがあれなのに比べれば、まだましかなと。 それに、僕は以前から、あの喫茶店に行ってみたい思っていたんですよ。 念願がかなって、うれしいんです。」
は「絵が下手くそすぎて、どこのつもりなのかが、わからんがの。」
じ「あ、そうそう、まだありました。 『あと、鉛筆片手に本を読むというのなら、紙も要るはずなのに、書き忘れてしまいました。』」
は「やかましいわ!とっとと図書館いけ!」