海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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ジャケ写がエロい という言葉にまんまとつられて、 Just can't help it! のページ を見に行く。 ううむ、なんだろうな、この微妙に現実感の希薄な絵は。 ジャケ写じゃなくて、一番上のステージ写真。 とくに真ん中のひと。日舞仕込みなんでしょうか。
そういえば、昔みた「鴨川をどり」で、人間とは思えない動作をする人をみた。 舞妓さんやら芸子さんやらが大勢舞台でひらひらと舞うシーンだったのだが、 皆が同じように舞っているのに、 ひとり(「一体」と言ったほうが良いか?)だけ浮いた存在が。 きっと一番うまいひとなんだと思うが、真ん中で舞っていたひと。
扇は、人の手の制御下にあるとは到底信じられないくらい、ひらひらとカオティック な運動。大気中を落下しているようにも見えるが、 いつまでたっても落ちずにひらひらしている。 その中心では、すこし腰を落とした姿勢の人が、 まるで、ろくろの上に乗っているかのように、音もなく回っていた。
「ひとりだけ、人間に見えない人がいる」と当時思ったのだが、 もしかして……TFEI 端末?
というわけで、先日ハマってしまった涼宮ハルヒシリーズは、 DVDをまっていたら何時のことになるかわからないので、 原作小説で読み進めている。
「憂鬱」、「溜息」、「退屈」と一気読みしてしまった。 最初にアニメ版から入ったおかげで、小説を読んでいる間も、登場人物は あの声でしゃべってくれる。
と、ここで一度スローダウン。 まあ、一気にすべて読みつくしてしまうこともないだろうというのと、 すこーし心配もあって。長門有希のこと。
彼女のファンは僕ばかりではないと思う。 小説を読んでいるあいだ、彼女が次に登場するのを常に心待ちにしている ようなところがある。登場しても、ミリ単位でしか動かないのだけど。 台詞の大半は3点リーダー(…)だし。
心配というのは、ほんとに余計なお世話でしかないと思うのですが、 この読書好き少女が、毎回期待通りの活躍をして、 なんというか、手垢のようなものがついてしまわないだろうか、とか、 なんとか。(ほんと、何様なんでしょうね、わたくし)
とまあ、勝手に偉そうな懸念を抱いて、続きに手が伸びないつもりで いたのですが、結局、今日郵便局に行ったついでに本屋へ行って、 続きを購入してしまった。 「退屈」の次は「消失」ですか。順番がわかりにくいな。
で、感想ですが、 「偉そうにも余計な心配して、すみませんでした。おみそれしました。」
やっぱり人間の世の中には、面白いことがいっぱいありそう。 これまでアンテナを極端に強指向性にし過ぎてきたせいで、 見逃してきたんじゃあるまいか。
「泣いたり笑ったりできるとこが、すてき〜」
おっしゃる通り。
おし、少しバイオリンの練習してから、掃除の続きだ。 あれはね、やはり、うたう楽器だと思うのですよ、 などと、似非悟り(一回目)。