海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-1257.html
個人的には入るか 入らないかで50%だと思うんだ
選択肢が二つに一つであって、確率が1/2であるわけでは無いと思うんだけど とか言っても無駄かな (関連:ソースは読む)。
http://asios-blog.seesaa.net/article/102146593.html (poo さん blog経由)
練習(なんの?)のつもりで回答を作成してみます。
新しい理論は科学を発展させるから、新たな主張にはあまり厳しい批判をせず、大事に扱うべきである。
答え: b. そうではない
理由:
厳しい批判をすることは、その論理を大事に扱うことと相反するものではありません。
これからも絶対に間違いが見つからないように注意して作られた理論は、当然正しい理論である。
答え: b. そうではない
理由:
「注意して作られた」という事実は、その論理の正しさを保証しません。 なので、「当然正しい」と考えることは誤りです。
新しく立てた理論について、その理論で説明できるという例を沢山見つければ、その理論の正しさはどんどん確実になっていく。
答え: a. その通り
理由:
肯定的な例をたくさん集めることは、論理の正しさを裏付けるための有効な手段だと思います。 ただし、そうして裏付けされた「正しさ」は、証明されたものではないことに注意が必要です。 反例がみつかって、論理の修正が必要となることもあります。
"「白いカラスが存在する」という主張と「白いカラスは存在しない」という主張は対等なのだから、双方が証拠を持ち寄って議論すべきだ。"という考えは科学的である。
答え: b. そうではない
理由:
「新規な主張を行うひとが、その主張の正当性を示すべきである」と考えられています。 これは、人と、その集団のリソース分配に関する約束事であって、 そのやり方が比較的うまくいくこと、そして、多くの人にとって納得のいくやり方であることから、 広く受け入れられているのだと思います。
これは、約束事であって、それ自体が「科学的」というわけではないように思いますが。
なんらかの測定指標を導入して、 どちらのやり方がうまくいくかを「科学的」に議論することは可能かもしれない。
ちなみに、白いカラスは『ジョン平とぼくと』 に登場します。
科学の歴史において現代では間違いとされる理論が主流になっていた事が多々ある。これは科学が失敗した例である。
答え: b. そうではない
理由:
過去に主流だった理論の間違いを正して、修正してきたことは、 科学が成功してきたことを示す例になっていると思います。
ああ、ただ、そう思わない人を説得するために何を述べるべきなのかは、 よくわからないなぁ。
ひとまず作ってみた回答はこんな感じになりました。 これでも、「自分なりの回答をつくってみた方が、他人の回答を読むのが面白い」 という特典は得られますよ。
重要なのは、各設問に対する答え(a or b で答える方)ではなくて、 理由の説明なんだと思う。 その点からすると、上で即答的に書いたものは、どれも不満。
問3は、あえて a で答えてみた。ま、答えはどっちゃでも良いのです(良くないよ!)が、 説明の方がくるしい。まったく現実の現象を説明しない理論をどうしてくれよう。
逆の答えを持った人に通じる書き方ができているかという視点で、もう一度書き直してみよう。 所詮は議論のネタであるとか思ってはいけない。 相手の考えを理解するために議論をしなければならないのは、相手が的確な文章を書けないからと言われてしまってから冷汗をかくはめになってしまう。
日本語で書いたら、こんどは英語で言ってみよう!(ハードル高め)