海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no20_19981026/special1-2.html
こういうのは、自分が言われていると思って読まなくてはならないんだと 思う。一緒になって罵倒しているつもりになってはいけない (やりがちな間違いですが)。
ちなみに、牧野さんところ 経由。 ここ には、すごく面白いんだけど笑えない *1 高橋メソッドの実例もある。
面白いんだけど笑えない繋がりでちょっと追記。
つまり、安いパソコンを沢山買ってきて並べるのではできない、 あるいはできないことになっている、 あるいはできるかもしれないけどまだ誰もやっていない、 といったところのもの、 あるいは計算機を買う人と使う人が全く別で、 使う人はお金のことをあまり考えなくていいところになっています。
こういう、筆者が話しているところが目に浮かぶような文章が とても好き。できればニコニコ微笑みながら読みたいのだが、 悲しくて笑えない。
まさに、「……できないことになっている」式の欺瞞が ○○○をダメな集団にしてしまっていると思うから。
リンク先をあらためて読んでみた。
わたし、新人賞の突破のしかたの本ていうのを さんざん書いてきたけどさ、 「心構えはもうわかりましたから、 はなまるをもらえる答を教えてください。 それ覚えて、身につけますから。 そしたら、デビューできるんでしょ?」 みたいなお手紙もらったことあるよ。 そういう人にでも、本売れれば、 印税は入る(笑)。 そういう意味ではありがたいお客さんなんですけど。
白状すると、「答えを教えてください」に近い考えを もったことあります。だって、文章書くのって難しいんだもの。 ぜんぜん文章(小説じゃなくて、技術的文章です) が書けなくて、いろいろ本を読み漁ってみても わかんなくて、「要するにどう書けばいいんだぁ! 教えてくれ!」と。
結局、こう書けばうまく書けますみたいのを探すのはあきらめて、 「技術的文書というのは、書いた人がいかにわかっていないかが 一目瞭然となるように書けばよいのだ」みたいに開き直ったのを 覚えている。
業務で書く技術文書というのは、いわゆる「仕様書」というやつ なんですが、検討中の仕様に誤りがある場合には出来るだけ 速やかに直さなければならない。 だから、読む人が読めばすぐに間違っていることがわかるように 書こうと。
それまでは、どちらかというと正しく書こうとして 筆がとまりっぱなしになっていたのですが、 間違いがあればそれが可能なかぎりあからさまになるように 書こうと開き直ることで、ちょっと書けるような気になった ように思います(錯覚)。
そりゃそうと、この日記では
すげぇ脆弱な自意識。 悪いけど、こういう人はほんとうに気持ち悪い。怖い。
という恐ろしげな台詞を引用してしまいましたが、 間違えてました。引用するならここでした↓
エッチと同じなの。とりあえず「乳もみゃいい」式。
揉み方にもいろいろあるだろうに、 毎度おんなじマニュアルじこみの方法で 「1、2、3、ほら揉んだ」。 それでこっちに何を感じろっていうのよ? なのに「俺は、ちゃんと前技に手をぬいていない」 とか威張るんだよねぇ。ぜんぜんわかってない。
要は自分が気持ちよくなりたいだけなんだってのが、 あまりにもミエミエなのね。
みなさん、これ読んでよく反省するように。 ぼくはとりあえず「乳もませろ」式でいくことにします。
*1 残念ながら笑う資格がない。
まだ入手していないので、ツン読ですらないんですが。
↓の議論が楽しそうだったので(かなり以前に行われたものですが)。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0026.html#b20000627181223
「まきの」さんは牧野さんなんだろうか。 (どっちみち面識ないんですが)
(上の掲示ではリンク切れしている山形さんの書評は: http://cruel.org/sight/sight04.html )
いつのまにか、tDiary.Net のアンテナに捕捉されていた。 おそるべし。