海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
Twitter (twilog) / RSS / アンテナ / ぶくま
http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20081023/p5
なんか、他人事とは思えなくて、そわそわする……。
僕はかつて、「なんで、あなたは、いっつも、そんな風に偉そうに言うの?」 と泣きながら抗議されたことがあって、そのとき僕は、偉そうにしているつもりは、 ほんとにまるっきりなかったので、男の方に悪気がないんだろうということは、 よくわかります。で、それが女性にとって、 ひっじょーに不愉快なことかもしれないということも……わか……ってんのかな、おれ。
ま、それいらい、妻と話すときには、悪気がなければ良いってもんじゃないらしいなと思いつつ、 多少は気をつけています。
妻以外が相手のときには、基本的に性別は配慮しませんが。
なんていうのかな、女っ気がまったくない社会に長いこと居すぎたせいか、 相手の性別に応じてマナーを変えるために必要な「反射神経」のようなものが、 完璧に退化してしまったんじゃないかな。
誰とでも同じ話しかたをするわけではないんだけど。 なんか、「親密度」くらいの1変数関数になってんじゃないか。 相手の性別は無視できる程度にしか寄与してないと思う。
妻だけは例外で、さすがに、他愛のない会話の最中に泣かせてしまったのが、 こたえました。(彼女は、むやみに泣くようなタイプではないので。)
お湯と水を冷凍庫にいれたときに、なんとお湯の方が早く氷になる場合があるという。 実際あり得るらしいんだが、そういう話を知らない状態で、 「こういうことがあり得るんですよー」というテレビを見て、 「うん、たしかに有るかもしれないね」と自力で判断できるかどうか。
ありえねー、やっぱテレヴィ嘘くせぇ。ってなっちゃうかも。
「ところで、夜九時以降の間食は太ると言われているにもかかわらず、 我々は、こう、あほみたいにポテチをかっ食らっているわけだが。」
「よくないよねぇ。わかっちゃいるんですが。」
「寝る前にポテチをひと袋平らげてから寝るのと、ふた袋平らげてから寝るのとでは、 ふた袋の場合のほうが、なんと、太らないらしいのである。」
「まじっすか。っていうか、エネルギーの収支があっていないというか、 『保存則』の立場はどうなってしまったのですか?」
「もちろん、保存則は破れないよ。全体をみた場合にはね。」
「あっ」
「そう、たくさん食べすぎた場合の排泄物、つまり、うんちには、より多くの、 消化されなかったカロリーが含まれているということじゃよ。」
「うう、でも、ひと袋とふた袋の差が、そんなことで逆転するのかな。」
「それに、ポテチには、案外多くの食物繊維がふくまれておる。」
「うーん。うそくせー話ですね。ほんとっすか、この話。」
「……。ごめん、うそ。」