海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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「ボニョ」とどっちを観ようか迷ったんだけど、スカイ・クロラにしました。
ちょっと早めについたので、チケットを買って、プログラムも買って、 プログラムに目を通しつつ時間をつぶしてから、観た。
いやぁ、驚いたなぁ。押井守って人は、ずいぶんときっちり仕事をする人なんだなぁ。
原作者の期待、原作ファンの期待、映画のパッケージとしての制約(尺の長さとか)、 映画を見にくる人の期待、自分の作品としての映画…… それらの全てを満たすつもりで作っているんじゃないのかな、もしかして。
おお?とか、なるほど、とか、そうきたかとか思ったところは、いくつかあるけど、 こんな所に書くわけにはいかない。
私から言えるのは、小説を読め、映画を観ろ、 プログラム(パンフレット)も買うんだぞ! くらいのもんだ。
映画について知りたければ、映画をみろ。 映画評なんか読むな。予告編ムービーすら、余分である。
したがって、私からは以上だ。
なにか、質問は?
ああ、原作を読んでから映画を観るべきか、映画が先の方がよいかについては、 どっちでも良い ことになっている。私もそれに賛成だ。 ただ、私は最終巻の「スカイ・クロラ」を読んでから映画を観て、とても楽しめた。 逆の順序でも問題はないと思うが、その順で観た場合どう感じるのかは、試していないのでわからない。
ほかには?
ああ、あれか。きっと、「字幕なんぞ読むな。戸田奈津子で懲りているだろう?」とでも言いたいのだろう。 字幕があるからといって、耳をお留守にしてはいけない。
ほかには?
それじゃあ解散。健闘を祈る。
ああ、そうそう。エンドロールの途中で席を立って帰ってしまった人が数名いたんだけど、 あれはどうかと思うなぁ、やっぱ。なにをそんなに急いでいるのかねぇ?