海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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生まれてはじめて、3ページ以上のワード文書を書いている。
ここで「生まれてはじめて」というのは誇張ではない。 さすがに、一度もマイクロソフトワードを触ったことがないとはいかないが、 せいぜい2ページ以内の文書しか作ったことなかったはずだ。
なにしろ、十年以上忌み嫌ってきた。西田ひかるがコマーシャルしていたあの頃から嫌いだ。 前回の仕様書はまよわず LaTeX で書いた。
が、いまは特に憎む気持ちがわいてこない。
こうやって、大阪弁を忘れ、子供といっしょに納豆を食い、 としをとって、死んでいくんだ。
ワードを毛嫌いする気持ちは萎えてしまったようだが、 やっぱりワードに触ると鬱になるらしいよ *1!
ちなみに、TeX (僕が使えるのは LaTeX だけど) で文書を作成するのは楽しいよ! 「できあがった印刷物をみて、にっこり微笑む喜びがなかったら、 どうして文章なんて書く気持ちが起こるでしょうか」と TeX を書いた人はいいました。
たしかに、Word の吐く印刷物をみると、じんわり憂鬱になります。 組版に対する愛情がまったく感じられない。
この際、ユーザインタフェースやらバッドノウハウやらその他様々には過剰適応してみせよう*2。 しかし、「フォーマット」の途中で改行して「ーマット」から一行をはじめてしまうような 「ワープロ」を使っている俺様はいったい誰なんだ?
もちろん、ワードの組版がおそまつなのは、なにもこういった「禁則処理」の類だけじゃないんだが。
ところで、ふと、 マイクロソフトの日本語表記ルール を思い出した。
日本語特有の「禁則処理」を実装するつもりがまったくない代わりに、 改行可能位置をコンピウタ様に御報せする為の分かち書きを推奨しようとでも云うのであらうか。
ああ、禁則処理の機能はあるのか。デフォルトではオフなのね
行頭禁則文字に長音記号「ー」が入っていないんだ。