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海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶

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2008-03-07 (Fri)

[Web] 今昔物語

http://homepage2.nifty.com/parad/Konjaku/Konjaku0.htm

夢枕漠さんの「陰陽師」を読んだ。 少し前に見た映画で晴明を演じていた野村萬斎のイメージが、 僕の頭にこびりついてしまっているのだが、小説を読む上でこれが邪魔にはならなかった。 むしろ快かったくらい。

で、今昔物語を読んでみたいと思ったしだい。

アメリカ人の方が直感を大切にする、とか言われて意外だった話

さっき、ある話を読んで、「本能」という単語を連想して、さらに関係の無いことを思い出した。

日本にきているアメリカ人と、アメフトについて話したときのことだ。 私の英語が拙いせいで、意志疎通に齟齬が生じていたかもしれない、 また、記憶違いがあるかもしれない。が、まー、そんなもんだということで。

「アメフトって、決まりごとがすごく多いよね。覚えるの大変?」

「まったく。すごくきめ細かく決まっていて、覚えることが多い。 さすが日本人って感じ(意訳、または、超訳。以下同様)。」

「え?日本人的なの?アメフト自体がそういうスポーツなのかと思ってたけど。」

「そんなことないよ。アメリカ人プレイヤーの方が intuition を大切にする。」

(Intuition …… ってなんだっけ?ピンカー?……あれは、Language instinct か)

「あらー?僕の持っているアメフトのイメージとは違うなぁ。 アメフトって、各プレイヤーの役割がきっちり決まっていて、 たとえ自分の近くで何かが起こっていても、自分の持ち場を離れてカバーしに言ったりはしない。 そんな感じなんだけど。」

「そうそう!日本のプレイヤーはそんな感じ! "It's not my job 〜" みたいな。」

「ええ!日本人がそうなの?アメフトがそうなんじゃなくて?」

「日本のアメフトの特徴だと思うよ。アメリカ人とちがって、 大きくなってからアメフトを学ぶからそうなるんじゃないかな。 アメリカ人は、僕みたいに5才からアメフトを始めたりするから、 もっと直感的に理解しているし、咄嗟の判断では、決まりごとよりも直感を優先する。」

「ふーん、そうなんだ。意外。……ってか、5才からアメフトすんの?すごいね。」

「そうだよ。」

みたいな。

聞いたときには意外だったけど、考えてみればあたりまえのことかも。

ネイティブ・スピーカーと、外国語として英語を話す人間をくらべるようなもんだ。 おんなじように考えているわけがない。おんなじように考えるべきってわけでも、当然、ない。

ところで、なんでこの話を突然思い出したかというと、 女性は子供を産むと強くなるとかなんとかいう文章を読んだからだ。 (追記:説明になってないな。その文章を読んで、「本能」→ Instinct → Intuision と連想したのでした) あんまり賛成できない文言ではあるけど、 たしかに、子を持つ女性の瞬発力には驚かされる。 同時に、自分のふがいなさにも気づかされるんだけど。

自分の子供に危険がせまっているかも知れないという場面。 おおげさなことじゃなくてもよくて、たとえば、買いものに出かけた先で、 一瞬わが子を見失ってしまったという程度の場面を想定してみてください。

僕なんかは、「あれ?」と思って、その一瞬あとぐらいにはっとして、 「しまった、どこだ?」と。緊急事態であることを認識するのに一瞬を要して、 次にどう行動するかを決定するために、さらに一拍必要としているような。 その間に、妻はといえば、獣のように駆け出して、もう子供の手をひっつかんでいる。

……もしかして、俺がどんくさいだけか。

[] 星の王子様をよんだ

なにを隠そう、初めて読んだぜ。池澤夏樹・新約というやつ。

最近、長男が僕に対して一生懸命話しかけてくるのを、 まともにとりあってあげられないことが何度もあった。 いや、くたびれてて、できればそのまま眠りたいような状況だったので、 ある程度しかたがないかなぁとは思っているのですが。

それは、なんというか、もったいないことだよなぁ。

一才児と二才児は、ぜんぜんちがう。 二才児と三才児も。そして、四才のこの子と話せるのは、今しかないのに。 わかっちゃいるんだけどね。

僕はこういうことを思ったわけですが、「星の王子様」はそーゆー本なのかと問われたら…… わかりません。たぶん、違うと思う。


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