海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶
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繰り返すこのログ (2007-09-20) 経由で、 「日本人はリズム音痴」って誰が言ってんだ?この若手の才能にはホント驚いたよ (2)。
ぐあぁ、Perfume の CD に手を出してしまいそうだー。 こないだニコニコで、せまーいスペースで踊りまくるのを見てしまって、 やう゛ぁかったんですが。ぐー。
リズムといえば、大学生のころ、朝よくみてたポンキッキーズ(だったかな、 アムロ+ランラン時代)のオープニング聞いて思いましたけど。 いきなり裏から入ってんじゃん。いまどきのお子様は、幼児でもふつーにこれを歌うんだなー、 なんて。
はっ。もしかして、あの頃のお子様なんだろうか。
また、イネムリネズミ日記より、 失われゆく言語。
すっかり「アイヌ神謡集」を読みたくなってしまった。 岩波文庫をそろえている書店は、いま住んでいるところの近くには……あ、あっこはどうだろう (できればリアル書店で買いたい派)。赤の 80 と覚えておくと探しやすいのかな。
むかし、高校の国語の先生が、岩波文庫を揃えているかどうかで書店のレベルがわかるとか いってた。買い取りだからとかなんとか。まぁ、くだらん判定方法だとは思うけど、 揃えている書店が貴重だというのは事実だ。
金田一京助氏が一枚噛んでいるというのが興味深いと思って読んでいたら、 享年19歳って……。悲しい序文のあとのこれは、ちょっと効いた。
つい、高校時代の国語の先生のことを思い出してしまった。 「高校時代の国語の先生」では長いので、ノガミ(仮) *1 としておこう。
ノガミの教授方針というのは、「国語の成績なんていうのはなー、 これまでの読書量で決まるんや。いままで本読んでこんかった、おまえらみたいなアホは、 いまさら何やっても無駄や、ちれー」というもので、 僕なんかはさっぱり相手にされていなくて、ひたすら国語で悪い点数をとるのが、 むしろ快感、みたいな。
そのくせ、国語の授業中は、よくあてられた。
たしか、古文の授業中。
ノガミ:「『卯』は、何色のことか。ほら、海野」
海野:(えー、ねー、うし、とら、うー、兎やろ、)「しろ!」
ノガミ:「おー、あたりー。よーわかったなぁ。今日は雪降るんちゃうか。」
海野:(じゃあ、なんであてんねん。)
別の授業で、
ノガミ:「『形而上』の反対はなんだ、海野」
海野:「えー。」(「気分は形而上」という漫画をヤンジャンで連載していたことくらいしか連想できない)
ノガミ:「見ればわかるぞ。」
海野:「ええ?『形而上』とか見ても、何も思い浮かばないんですが。」
ノガミ:「『形而下』じゃ。あほやのー。」
くそー、あのオヤジ、いつかイワしたる!
まあ、本気で恨んでいたわけではないのですが、卒業式の日に話す機会があったので、 聞いてみた。どうせ答えられないと思っているくせに、なにゆえしょっちゅう指名するのか。
いわく、「ああ、すまん、すまん。お前にあてといたら、わからんなりにでも、何か言うからな。」
当然「何やそれ」と思ったわけだが、今ならちょっとわかるような気がする。 無言と接する苦痛というやつ。
っていうか、岩波さんとキャラかぶってないか?
*1 イントネーションに注意。敢えていうならソファミではなくドレドである。
ただの五連符じゃないの?っと思ってしまったので、是非買って、どんなのか教えてください!
> お前にあてといたら、わからんなりにでも、何か言う<br><br>ああ、わかりますわかります。海野くんですしね。
> ただの五連符じゃないの?っと思ってしまったので<br><br>ぐあぁ、紹介テキストを読んで音楽をわかったつもりになるとわ!なんたる愚行!!<br>ここは、お詫びとして CD を買うべきです、あなたが。<br><br>それはそうと、そのテキストを読む感じでは、五連符じゃなくて、小節のきれめとボーカルのリズムのきれめが違うという話なのでは?<br><br>たとえば、リズムセクションのリズムが4つくぎれで<br><br>1 2 3 4|1 2 3 4|1 2 3 4|1 2 3 4|<br><br>となっていて、これが楽譜上の自然なきれめである、小節とも一致しているとして、<br>その上にボーカルをこんなふうに重ねるという<br><br>1 2 3 4|1 2 3 4|1 2 3 4|1 2 3 4<br>ポ リ リ ズ ム ポ リ リ ズ ム ポ リ リ ズ ム …<br><br>はたして、それはポリリズムなのか…とか言っている暇があったら CD でもゲットすべし!ですね。<br><br>「それはポリリズムなのか」と書いていて思い出したのだけど、<br>むかし読んだ 「Rythm and Drums マガジン」で、だれかが言っていた、<br> 「巷で『ポリリズム』と呼ばれているもののほとんどは、真のポリリズムではない。<br> 真のポリリズムとは、たがいに無関係のリズムが同時になることをいうのであって、<br> たとえば、雨樋から落ちる無数の雨粒全体が奏でるようなのがポリリズムだ。」<br>というのを読んで、猛烈に「それがポリリズムだというのなら、そんなのどーでもいいぜ!」と<br>思ったのを思い出した。<br><br>それこそ、どーでもいいエピソードですんません。