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海野秀之(うんのひでゆき)の外部記憶

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2006-10-20 (Fri)

メモ: The Art of Computer Programming の "art"

どっかで読んだ、しかも、自分が持っている本だ。 でも、どの本のどこに書いてあったか覚えていないということは良くある。 探しても、探しても、見付からない。だから、見つけたら、ここ(外部記憶)に書き出しておこう。

最近、コンピュータ・プログラミングの「芸術」的側面とかなんとかいう言葉使いをちらほら目にすることがある。 これはきっと "The Art of Computer Programming" の影響なのだろうが、 あれの "art" を紋切型に「芸術」と訳すのはどうかと思うのだ。 そういえば、あの "art" に関する長い蘊蓄をどこかで読んだ記憶があるのだが、 どこだったか見つけられない。なにかの本の序文だったか、はたまた、脚注だったか……う〜ん。

思い出した! 「文芸的プログラミング」 の第一章 芸術としてのプログラミング / Computer programming as an art (1974) だ。 ここでは、プログラミングとアートの関係、というより、 アートという言葉にまつわるあれこれが延々と語りまくられる。 "art" の語源だとか、題名として用いられた例とか、サイエンスとアートの関係とか。

やっぱり、日本語の「芸術」という単語の意味範囲とは、あんまり重ならないような気がするなあ。

あと、この文章では "art" という単語の実にさまざまな使われかたが紹介されていて、 最後には "state of the art" まで登場するのに、 "Computer programing as an art" を「芸術としての…」と訳してしまって大丈夫なんだろうか。

まあ、かといって、カタカナ語の「アート」でお茶を濁すのも負けた感が漂ってしまうのですが。

わたし、ヒアリングは得意じゃないのですが、 "No man can kill me!", "(兜を脱ぎ捨てつつ)I'm no man." が聞き取れてよかったです。 鳥肌ものでした。いやぁ、訳すひとは気の毒。

[ツン読] 変身

そういえば「変身」を買って、 買ったことすら忘れていた。

どこ置いたっけ。


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