[↑しらべもの](https://uhideyuki.sakura.ne.jp/studs/index.cgi/ja/FrontPage#p6) # Quotes "つまらない実装やアイデアのほとんどは 先行研究や事例への無知によって生まれている" "人間性を捧げろ!" # まとめかた ## やってみたかったこと いつかやってみようと思って、 [高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ](http://lafrenze.hatenablog.com/entry/2015/08/04/120205) をブックマークしてあったのだが、いざやってみようとすると、自分の目的にはすこしマッチしないような気がした。 ここで紹介されているのは、以下のような構成。まずは実験論文用: 1. どんなもの? 1. 先行研究と比べてどこがすごい? 1. 技術や手法のキモはどこ? 1. どうやって有効だと検証した? 1. 議論はある? 1. 次に読むべき論文は? 理論研究だったら: 1. どんなもの? 1. 批判されている理論はなに? 1. どういう文脈・理路をたどっている? 1. 対象となるスコープにおいて網羅性と整合性はある? 1. 議論はある? 1. 次に読むべき論文は? しかし、私は研究者ではなく、研究者とはことなる目的で論文を読むことが多いようなので、 ちがった読み方をして、その結果、ちがったまとめ方をすることになるように思われる。 ## どんな読み方をして、どうまとめる? では、自分は、どういう目的で、どのように論文を読んでいるだろう。 私が論文を読むのは、その分野の最先端の研究に関するものではなく、すでに確立された技術について 理解したい場合がほとんどだ。最先端の研究というわけではぜんぜんないが、(とくに日本語の) 教科書に載るほど一般的ではないような話題。そのため、比較的古くて枯れている論文を読むことになる。 また、内容について批判的に読むことはほとんどなく、知りたいことが書かれているかどうかに着目しながら 読むことになる。 というわけで、ひとまず「まとめ」の構成を決めるとしたら、以下のようになるかなぁ: 1. なにについて書かれた論文か? 1. なにが知りたくてこれを読んだ? 1. わかったこと 1. わからなかったこと 1. 参考文献のなかで、有益そうなもの まず、こんな感じでやってみよう。