↑しらべもの

Quotes

"つまらない実装やアイデアのほとんどは 先行研究や事例への無知によって生まれている"

"人間性を捧げろ!"

まとめかた

やってみたかったこと

いつかやってみようと思って、 高速で論文がバリバリ読める落合先生のフォーマットがいい感じだったのでメモ をブックマークしてあったのだが、いざやってみようとすると、自分の目的にはすこしマッチしないような気がした。

ここで紹介されているのは、以下のような構成。まずは実験論文用:

  1. どんなもの?
  2. 先行研究と比べてどこがすごい?
  3. 技術や手法のキモはどこ?
  4. どうやって有効だと検証した?
  5. 議論はある?
  6. 次に読むべき論文は?

理論研究だったら:

  1. どんなもの?
  2. 批判されている理論はなに?
  3. どういう文脈・理路をたどっている?
  4. 対象となるスコープにおいて網羅性と整合性はある?
  5. 議論はある?
  6. 次に読むべき論文は?

しかし、私は研究者ではなく、研究者とはことなる目的で論文を読むことが多いようなので、 ちがった読み方をして、その結果、ちがったまとめ方をすることになるように思われる。

どんな読み方をして、どうまとめる?

では、自分は、どういう目的で、どのように論文を読んでいるだろう。

私が論文を読むのは、その分野の最先端の研究に関するものではなく、すでに確立された技術について 理解したい場合がほとんどだ。最先端の研究というわけではぜんぜんないが、(とくに日本語の) 教科書に載るほど一般的ではないような話題。そのため、比較的古くて枯れている論文を読むことになる。 また、内容について批判的に読むことはほとんどなく、知りたいことが書かれているかどうかに着目しながら 読むことになる。

というわけで、ひとまず「まとめ」の構成を決めるとしたら、以下のようになるかなぁ:

  1. なにについて書かれた論文か?
  2. なにが知りたくてこれを読んだ?
  3. わかったこと
  4. わからなかったこと
  5. 参考文献のなかで、有益そうなもの

まず、こんな感じでやってみよう。