行列の乗法

ただし、これらが意味をもつとして である。(p8 問1をみよ)

定理1

n 次正方行列 A に対し、方程式 AX = E, および、 XA = E がともに解をもつとき、それらの解はいずれも一意的であり、かつ、 互いに一致する。この解を A^{-1} と表す。

そのとき、任意の n 次正方行列 B に対し、方程式 AX=B および XA = B は、ともに一意的に解くことができて、それらの解はそれぞれ A^{-1}B, BA^{-1} で与えられる(これらは一般に相異なる)。

>>p13_定理1の証明


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